ななばイ。

 いつものバス停にて――


「プリンま~ん♡」

 イブキがそんな声を洩らしつつ、少し小ぶりな中華まんにかぶりつく。


「しかもコトシはチョコプリンまんもあるんだよね~」

 そういいながらもう一つ黒い中華まんをとりだす。


「う~ん……あまくっておいし~……これはSG1000のつぎぐらいイダイなハツメ~だよねっ!」

 イブキがそんな微妙な順位をつける。


「な~に言ってんのよっ! 中華まんっていったら肉とかじゃない、そんなちっちゃくて甘いのは認めないわよっ!!」

 月夜は少し大きく具材が豪華な肉まんを取り出しながら、


「まあ、そんなど~でもいいコトはほっといて……」

 イブキは少し落ち込む月夜に構わず、テクノロジ~系ニュ~スを読み始める。


「ふ~みゅ……チュ~ゴクがCERNの7バイのイリョクのハドロンほ~をカイハツかぁ~……CERNのだってできたときはブラックホ~ルできるとかさんざんいわれったのに、その7バイかぁ~……こんなんゼッタなんかおこるよ! チュ~ゴクだし、バクハツもあるかもっ!!」


「ブラックホ~ルってきいても月夜のおなかしかイメ~ジできないんだよね~」

 隣で大きめの中華まんを食べている月夜を見ながら、そういうのだった。

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