よびナ。

いつものバス停にて――


「パソコンよ〜のVRゲ〜ムですわったままカソ〜ク〜カンをあるくクツがクラウドファンディングでカイハツかぁ〜」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「カイテンするイスにすわってホ〜コ〜テンカンして、サンダルのよ〜なデバイスでユカをこぐようにしてシヨ〜するかぁ〜……ニホンみたいにせまいイエやヘヤだとカツヤクできそ〜だけど、これって『ユカドン』になんないかな〜?」

イブキがそんな心配をしている隣では、


「肉まんと豚まん住んでるトコによって呼び名が変わるだけだったっ⁉︎」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ほぼ全国で肉まんが八割弱で豚まんが一割そこそこで関西の一部に根強く残っているんだ〜」


「一般的には肉がはいっている中華まんを肉まんといってるけど、関西の一部では肉といえば牛肉を指していた時期があり、差別化かはかるために豚まんと呼んでいたんだ〜」


「月夜……きぶんによってたべわけたいから、ウシさんとブタさんのチュ〜カまんどっちもおいてほし〜とかおもってない?」

横からそんな核心を突いてくるイブキだった。

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