ふぉんでュ。
いつものバス停にて――
「ザクザク骨なしスパイシ~メキシカン味?」
月夜がフライドチキンチェ~ンの新商品を見ながら、
「ふ~ん……食感を楽しむタイプのやつか~……胸肉に香辛料で味付けして、コ~ンフレ~クをまぶした。いいけど、ウチどっちかてゆ~とレッグのが好きなのよね~……胸肉はちょっとアブラがね~噛んだ瞬間の『じゅわぁ!』っと感が物足りないのよね~」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「ファミレスチェ~ンでいまならチ~ズインハンバ~グが399エンっ!」
イブキがいかにも子供が好きそうなハンバ~グの画像――デミソ~スのかかったハンバ~グを真ん中から切り分けて中のチ~ズがトロリをでている画像を見ながら、瞳を輝かせていた!
「アンタが肉料理に喰いつくなんて珍しわね」
「てきどなリョ~ならキライじゃないよ」
月夜に付きあって口の中いっぱいにハンバ~グをつめこんで引っくり返る姿を思い出しながら、
「しかも、チ~ズインハンバ~グのまんなかをくりぬいてチ~ズにからめてフォンデュふ~にしてたべんのがいいんだって!」
「へぇ~……でも、ハンバ~グにつけたいならもう一個頼まないとね!」
「……フツ~にきりわけて、ハシからちょっとづつたべていけばよくない?」
すぐに量を頼みたがる月夜にそういうイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます