きの~かくちョ~。

 いつものバス停にて――


「サムスピのシンサクっ!?」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事にテンションを上げる!


「ぜんかいでたのが……えっと……」

 イブキはしばらく中空に視線を彷徨わせて、記憶を探る。


「ジュ~ネンぶりになんのかな~? とりあえずコ~カイされてるPVからハオ~マルやナコ、ジュ~ベ~、ア~スクエイク、ガルフォ~なんかいるけど……ウキョ~さまでないのかな~? こんかいはゴホゴホないのかな~?」

 イブキは病弱な優男を思い浮かべる。


「ソ~ゲツさんはど~なんだろ~? あまくさでこのふたりつかいまくったな~」

 二人の美剣士がイブキの脳内に浮かぶ。


「あんまりビケ~キャラはつかわないんだけど……キャラてきにいいのはハオ~マルさんやゲンジュ~ロ~さんかな~」

 イケメンのうえからムサイおっさん二人がふってきてイケメン二人を蹴散らす! そんな事を考えているイブキの隣では、


「あのお掃除ロボがさらに進化する?」

 テクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を月夜が読んでいた。


「なにが進化したのかしら?」

 疑問符を浮かべる。


「きっと、物凄い機能が加わったのよ! そう!! 牛丼精製機能っ!!!」


「いや。そんなモンないって! じぶんでたまったナイブのゴミをすてるよ~になったみたい」

 同じくテクノロジ~系ニュ~スを見て、そう言うイブキだった。

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