たいけツ。

 いつものバス停にて――


「みんゴルVRかぁ~……」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「シュカンしてんでコ~スのキフクやカゼを読んだりする。う~みゅ……カイジのテッコツわたりみたいにカゼのつよさによってセンプ~キでジャクやキョ~にしたカゼをあてたままやると、おもしろいかな~?」

 イブキがそんなエンシュツを口にする。


「こんさくにはモ~ションコントロ~ラ~もタイオ~しててさらにリアルゴルフかんをあじわえる! リアルゴルフはど~でもい~けど、ホント~のクラブふるみたいにやんのかな~?」

 イブキがそんな風に新作ゲ~ムの記事を読んでいる隣では、


「中華チェ~ン店でラ~メンとチャ~ハンの対決企画?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ラ~メンとチャ~ハンってセットじゃないのかしら? むしろ餃子も一緒も合わせでワンセットな気がする。ファ~ストフ~ドではハンバ~ガ~、ポテト、ドリンクみたいにラ~メン、チャ~ハン、餃子みたいな……」


「じゃ、月夜じゃどっちがすきとかないの?」


「うん。お互いを補い合ってるみたいな感じじゃない?」


「そっかな~? ちなみにギュ~ドンはなにとイッショだといいの?」


「牛丼は完璧な食べ物だからあれ1個でいいのよっ!」

 そこは自信満々に言い切る月夜だった。

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