ひとデ。

 いつものバス停にて――


「えきたいキンゾクのプログラムをにほんじんがカイハツっ!?」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事に喰いついていた!


「すっごいよっ! T1000できるじゃん!! ジョン・ドゲットそ~さかんつくれんじゃんっ!!!」

 イブキは興奮のあまり有名映画と有名レトロドラマにでていた同じ男優のドラマのほうのキャラ名を口にする。


「えきたいデンリュ~をながしてモジやハ~トがたなどのカタチをとらせたり、フクザツなカイロをケ~セ~するコトもカノ~っ! すっごいな~……これにディ~プ・ラ~ニングできるCPUをくみこんでド~リョクつんだら、もうタ~ミネ~タ~だよ! ザイリョ~さえあったらイブキさんがくみあげんのになぁ~……そしたらこれをつかって――」

 イブキがになにやら怪しい野望を抱いている隣では、


「サンゴ礁を荒らすオニヒトデを駆除するロボットか~」

 月夜もテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ふ~ん……オニヒトデの天敵が減少して、ヒトデが繁殖して結果的にサンゴ礁が食い尽くされちゃったのね~」


「なんか月夜みたいだよね~」

 イブキはヒトデの『☆』の真ん中に月夜の顔を張り付けた雑コラみたいなモノをイメ~ジしながら、


「ウチをそんな不思議生物にしないでよっ!」

 まるでイブキの脳内が見えているような言い方でそう抗議する月夜だった。

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