かレ〜。
いつものバス停にて――
「すっごい! こんなんできたんだっ‼︎」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スを見ながら、そんな声をあげていた。
「タイヨ〜のひかりをもとめてジブンであるきだすハチウエ!」
イブキは日陰にある鉢植の下から『にょき』っと足が生えて、歩き出す様をイメ〜ジする。
「――な、かんじなのかな〜?」
その描いたイメ〜ジ通りなのかを確認するために記事を読み進める。
「た――タキャクだった……」
イブキはタチコ○かアッザ○のように四方に伸びた四本足の鉢植画像を見ながら、
「でも、これはこれで……ロボっぽくていいっ! タキャクはキノ〜ビがあるモンね!」
イブキがそんな事を言っている隣では、
「八月二日ってカレ〜うどんの日だったんだ〜」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「そんな日なら食べとけばよかったかな〜?」
月夜が日除けに被ったタオルの下から夏の空にカレ〜うどんを思い浮かべる。
「でも跳ぶのよね〜カレ〜うどん。カレ〜ライスは服につかないのにカレ〜うどんはつくのよね〜なんでかしら?」
「あんだけたべたらつくでしょ!」
イブキはカレ〜うどんの丼が一〇段ほど積み上がった画像を見せながら言うのだった。
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