ちゅ〜かまン。

いつものバス停にて――


「おぉ! マ〜チにあたらしいフレ〜バ〜っ!」

イブキはコアラの描かれたお菓子を見ながら、そんな声を上げる。


「しかもキャラメルあじって、これぜったいおいし〜やつだよっ!」


「カイシャでおこなったたべてみたいアジのアンケ〜トでニンキのあったモノをショ〜ヒンかか〜……これはゲ〜ムのおとのにいいかもね〜」

ゲ〜ムをしながら、横においたスナック菓子をつまむ様を思い起こしながら、そんな事を言っているイブキの隣では、


「カップ麺でおなじみのあのラ〜メンのヒヨコちゃんが中華まんにっ⁉︎」

月夜がこの暑いのに、そんな記事を読んでいた。


「具の中身は黄身餡と白餡かぁ〜……アンマンなのね〜チキンはいってないのかぁ〜……チキンレッグがまるごとはいった感じのを想像してたんだけどなぁ〜」

月夜がそんな激しく食べにくそうな中華まんをイメ〜ジする。


「これに合わせて中華まんを販売するっ! いいじゃない‼︎ こっちのニュ〜スのが嬉しい!」

そんな風に喜んでいる月夜を尻目に、


「このあっついのにホカホカのチュ〜カまんたべんの?」


「アンタだって冬にアイス食べるじゃない」


「そ、そ〜だけど……」

グウの音もでなくなってしまうイブキだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます