みたメ。

いつものバス停にて――


「プレステをイメ〜ジしたスニ〜カ〜かぁ〜……」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ボタンをうめこんだデザインもイイなぁ〜」

イブキがPSのロゴと四種のボタンがついたスニ〜カ〜の画像を見ながら、


「そ〜いえば、ナイキとソニ〜がコラボしたコ〜シキもあるんだよね?」

下記の関連項目のとこにある記事を発見する。


「そそ。コ〜シキはバッテリ〜はいっててロゴとかひかるんだよね〜。シンド〜したりさ。バッテリ〜をジュ〜デンできたらよかったのにつかいきりなんだよね〜」

イブキがそんな事で残念がっている隣では、


「七月二五日から牛丼半額っ⁉︎」

グルメ系アプリを見ていた、月夜がそんな雄叫びをあげていた!


「あっ!一二歳以下限定……」

その一文を発見するなり、テンションが急降下する月夜。


「アンタはい〜よね。一二歳で通用しそ〜だもん」


「イブキさんそんなコトしないっ!」


「あ〜あ一日イブキ券とかあったらな〜」

そんな事をいう月夜に、


「ず〜っとイブキさんじゃイヤなの?」

そう返すイブキ。


「え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」

 物凄くイヤそうな顔をする月夜。


「それはイヤっ!!」


「そんなにイヤがんなくても…………ずっとイブキさんでいなきゃならないイブキさんがカワイソっ!」

 イヤがる月夜にそういって抗議するイブキだった。

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