くいズ。
いつものバス停にて――
「半端ないチ~ズ量かぁ~」
月夜が昨日に続いて今日も違うピザ屋の商品を見ながら、
「ピザ・ガッツ――半端ないチ~ズ感の三層チ~ズっ!?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、ピザの画像を見ながら、
「三層とゆ~のはモッツァレラ、チェダ~、ゴ~ダの事、さらにピザの端――耳部分にもタップリとチ~ズがはいてるっ!! いいじゃないっ!! 耳にまではいってるってコトはどこを食べてもチ~ズがはいってんのよねっ!!」
月夜はデッカイピザに『ハム』と齧りついて、『みよぃ~ん』と伸びるチ~ズを想像する。
「良さそうね~……」
ウットリとした表情でそんな事を言う月夜の隣では、
「ファミコンクイズ?」
ゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ファミコンの2Pにあいてるこまきアナはなんのキノ~? ちなみにジュ~ダイのカイト~はホ~ネツ? ふふん♪ レベルのひくいボ~ヤだコト」
イブキが全くキャラに合わないそんな事を言いながら、
「あれはマイクだよ! チョ~センジョ~じゃアレつかわないとクリアできないし、ドラミちゃ~んとかさけぶのがユ~メ~だよね! クリアふの~といわれた3ダイゲ~ム、そんなん『コンボイ』『むら』『スペランカ~』でしょ!」
次々、正解していくイブキ。
「↑↑↓↓←→←→BA」
「なにその呪文?」
「ふふん♪ オプション、バリアつきなるか、バクハツしたりするコマンドだよ」
「へぇ~……」
興味なさそうな声を洩らす月夜だった。
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