ちょこみんト。
いつものバス停にて――
「トッピングマシマシシリ~ズっ!?」
グルメ系アプリを見るなり、そんな声を上げる月夜。
「あの帽子のピザ屋さんやるわね! さすがはおいし~は愛っていうことだけはあるわ」
月夜がピザ愛好家にしかわからない。ピザ会社のスロ~ガンを口にしている隣では、
「せ……セガが……」
イブキがゲ~ム系ニュ~スを読みながら、なにやら衝撃を受けていた。
「あのセガが……ゲ~センげんて~でチョコミントラムネをケ~ヒンにするっ!? このアジはセガでしかてにはいらない? ってキャッチコピ~――むしろ、こんなんつくるのセガしかいないよっ!」
なぜか少し誇らしげにそんな事を洩らしつつ、続きを読み進める。
「7ガツ13ニチからUFOキャッチャ~にて、なくなりしだいシュ~リョ~かぁ~……まあ、イブキさんならすぐとれるけどね~。もんだいはとってもひやさないとヌルいラムネはあんましおいしくなんだよね~」
イブキが見た目も涼しそうな青色のドリンクが写った画像を見ながら、
「チョコミントずきにはおすすめかぁ~」
「牛丼に合うかしらね~?」
「ラムネじたいがあわないとおもうよ」
唐突に割り込んできら月夜にそう返すイブキだった。
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