ふぃっしュ。

いつものバス停にて――


「ゲ〜ムキュ〜ブのド〜ブツのモリ+にはファミコンのエミュレ〜タがト〜サイされてるっ⁉︎」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「かぐとしてト〜ジョ〜するファミコン――さいしょからできるのは『ゴルフ』と『エキサイトバイク』もっとクセのつよいのいれればい〜のにっ! ちょ〜せんじょ〜とかスペランカ〜とか」

ものすごいクセが強すぎるソフト名を口にしながら、先を読み進める。


「そしてファミコンのかぐをセンタクすると『ソフトをもっていないからプレイできない』とでるやつがある。もし、ゲ〜ムキュ〜ブのなかにソフトのデ〜タがあったらジド〜スキャンしてほとんどすべてのソフトがプレイできるかぁ〜……ほとんどのソフトがうごくのはいいよね〜」

イブキがそんな事を呟く隣では、


「刀剣鑑賞アプリね〜」

テクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「カメラで撮影した刀の特徴なんかを教えてくれるか〜」


「にたよ~なのでこんナンもあるよ~」

 月夜の声が耳にはいったイブキが口を挟んでくる。


「お魚判別アプリ?」


「そそ。フグにドクがあるとか~。タイはハルがうまいとか、タマゴうんだばっかしのときはマズいとか――」


「食べられるかわかるんだっ!!」


「うん……まあ、そ~だけど……」


「すごいわね! 食べられるか判別できるなんてっ!!」


「そ~じゃなくって、セ~タイとか……」


「なに言ってんのよ。魚なんて食べられるか食べられないかの二点以外の知識なんて必要ないじゃない」

 ハッキリそう言い切る月夜だった。

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