はいキ。
いつものバス停にて――
「ゼノブレ2のセイレ〜ンがプラモかかぁ〜」
イブキが白を基調としたロボの画像を見ていた。
「ハネやテンシのワッカもついてるし、ホ〜ゲキけ〜たいもサイゲンかの〜っ! いいなぁ〜……カッコいい」
瞳に『♡』を浮かべつつ、
「ナツヤスミよ〜にかってもいいけど……まだデンドロもつくってないしなぁ〜……ハコじょ〜たいでもカッコいいし、サンマンエンもしたから、つくりたいんだけど、つくっちゃうとなにかがおわっちゃうキがすんだよね〜」
イブキが中型犬ほどの大きさがあるプラモの箱を思い起こしながら、
「シャ〜せんよ〜ガンダ○もさいしょゲ〜センげんて〜だったからハコのままおいといたらシハンされちゃったもん。けっきょくゲ〜センのこしてシハンはつくちゃった。ナツヤスミちゅ〜になんかつくろかな〜?」
陸ジ○、百○+メガバズ〜カ、ジムスナイパ○などの積みプラしている一角を思い出しているイブキの隣では、
「食べ物をトイレに廃棄とか信じられないわ」
月夜がTwitterで話題の記事を読みながら、怒っていた。
「どしたの?」
「カ〜ドとかシ〜ルがはいってるお菓子ってあるでしょ?」
「あぁ……」
「それを中身だけ抜いてお店のトイレに廃棄してた人がいたんだって」
「なんとなくきもちはわかるけどね〜。イブキさんとこではそれやったらジカイからコ〜ニュ〜すうへらすってペナあったからやんなかったな〜」
「なるほど、そ〜ゆ〜ル〜ルにしとけば……」
言いかけて何かを思い出す。
「そ〜いえば、小さい頃やたらアンタの家でウエハ〜スのお菓子でてきたわね〜」
「き、きのせ〜」
月夜にいっぱい処理してもらったイブキだった。
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