ふろ~ずン。
いつものバス停にて――
「幻の飲み物っ!?」
月夜がTwitterで話題のコンビニスィ~ツ記事を読んでいた。
「スラ~ピ~――フロ~ズンみたいな飲み物で設置店は全国に一〇〇店舗ほどしかないか~……対象店みると関東は割と多いわね~、夏コミのときにでも買ってみようかしら?」
「種類も結構あるわね~……コ~ラにメロンソ~ダ、レモンにグレ~プか~……いまならグレ~プだケド、炎天下ならレモンもいいわね~」
「アット~テキにコ~ラでしょ!」
そういって『ずいっ!』と口を挟んでくるイブキ。
「そう?」
「イブキさん。メロンソ~ダはジンウイがうみだしたサイコ~のゲ~ジュツヒンだけど……」
「すっごい安い人類ね……」
「フロ~ズンっていったらコ~ラでしょ! スプ~ンでシャリシャリたべるのもいいし、ストロ~でシャリシャリたべるのもいいし」
「どっちもシャリシャリ……」
「タンサンがピリピリしてておいし~んだよ! それがイチバンあうのがコ~ラなんだよっ!!」
「へぇ~……」
少しウンザリぎみに返す月夜。
「だからコ~ラをのむんだよ!」
ビシっと月夜を指しながら、
「わかったわよ」
そう言いつつも「たぶんレモン買う」と思ってる月夜だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます