ゆ~えふオ~。

 いつものバス停にて――


「復活メニュ~総選挙で見事に一位をとったのは焼き牛メシか~」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ウチが入れた角切りステ~キ定食は二位か~……販売当初は売り切れ店がでるほど好評だったんだケドな~ステ~キ定食。もう上位五位くらいまで全部復活してくんないかしら?」

 某牛丼チェ~ンの企画イベントにそんな事を言っている月夜の隣では、


「ふむふみゅ……へェ~……キョ~ってそんなヒなんだぁ~」

 イブキが何かの記事を読みながら、そんな声を洩らしていた。


「NASAが25ネンぶりにエイリアンたんさくにシキン。1993ネンにブラインぎ~んがおわらせてから、イレ~ともいえるエイリアンたんさくシキンか~……みつかるかな~?」

 イブキは丸い円盤に乗ったタコの宇宙人をイメ~ジしながら、


「とりあえず2ネン、チキュ~にとどくデンパをカイセキする、ヨサンはやく11オクエン。ふむ~もっとセッキョクテキにやってもい~よなきがする」


「それにしてもキョ~6ガツ24カはUFOのヒなんだ~」


「そうなんだっ!?」

 イブキの声に月夜が反応する。


「じゃ、ヤキソバ食べないとね」


「えっ! ヤキソバ?」

 UFOと聞いても全く違うモノを連想する二人だった。

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