きゃラ。
いつものバス停にて――
「カップカレ~に玉子をいれまくったエッグカレ~BIGが登場か~」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「こんなん絶対おいし~やつじゃない! カレ~にタマゴにラ~メンだもの、これでマズく作れたら逆にすっごい料理人よっ!!」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「ん~……カレシってど~やったらできんだろ~?」
イブキがそんな毎度おなじみの事で悩んでいた。
「そりゃ~好きって言われてできるんじゃない?」
イブキの呟きにそう返す月夜。
「う~みゅ……。じゃ、じゃ、ど~っやたらすきっていわれんのかな?」
「男子と仲良くなってじゃない?」
「でもさ~。コクハクなしでもつきあってるヒトもいるみたいよ」
「へぇ~……」
月夜はあまり興味のなさそうな返事をする。
「それによると~……ともだちにコイビトとしてショ~カイされたらコクハクされてなくってもつきあってるコトになるんだって!」
「そ~なんだ~」
「ほかにもキスしたとかマイニチれんらくがくるとか――あいてからテつないできたとか――シュ~マツにいっしょにすごしたとか――これでつきあってるコトになるんだったら、オンゲのダンセ~プレイヤ~のぜんいんがイブキさんのカレシだよね~?」
「うん~そだね~」
「やっぱしイブキさんモテんだ~」
そういいながら、イブキは自分のキャラ――顔にいっぱい傷のはいった筋肉ムキムキでギルメンから『アニキ』と呼ばれ慕われているキャラを思い出すのだった。
これは『小説家になろう』で61件目のブックマ~ク登録更新を記念して執筆されたものです。
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