さんダ~。
いつものバス停にて――
「64ミニのジョ~ホ~がリュ~シュツっ!?」
イブキがゲ~ム系アプリの中にあった、そんな記事に驚きの声を上げた!
「やっぱし、きたか~。ゼッタイくるとおもってたけど」
フフンと鼻息荒くそう言うイブキ。
「19のシュ~ロクタイトルのリュ~シュツかぁ~……う~みゅ……」
イブキが収録タイトルの一覧を見ながら、
「なんかマリ〇ばっかしだ。カ~ト、テニス、ゴルフはいいけど、スマブラもゴ~ルデンアイもなしかぁ~……あっ! でもタイセンできないならイミないか~」
イブキがそんな事を言っている隣では、
「そろそろ梅雨どきね~」
月夜が薄い雲が張る空を見上げていた。
「ん? 月夜アメきらいだっけ?」
「雨もいろいろイヤだケド、雷よね~」
「月夜カミナリにがてだっけ?」
いつかバス停に雷落としてた姿を思い起こしながら、
「う~ん……苦手とゆ~か~……」
「ダイジョブ、ダイジョブ。カミナリにあたったってホネがひかてみえるようになるだけでしょ?」
イブキがギャグアニメの感電シ~ンをイメ~ジしながら、
「そんなワケないでしょ! もし、牛のいっぱいいるとこに落ちて大量死したら牛丼が食べられなくなっちゃうじゃない!!」
月夜が牛が大量にいる空で必死に雷を受け止めているシ~ンを想像するイブキ。
「カッコイイわんし~んだけど、ド~キがかるいね~」
呆れ顔でそう洩らすイブキだった。
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