うるとラ。
いつものバス停にて――
「ふ~みゅ……あの6と6プラス――じつはまがりやすいっとアップルはしっていた」
イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「たしかコ~シキコメントではケ~ジョ~がデッカくなったからまがりやすくなっただけでキョ~ドてきにはジュ~ライとおなじでモンダイない! とかいってたようなきがする」
イブキが記憶を探りながら、当時の事を思い出す。
「それがユ~ザ~がケンショ~したらやっぱしまがりやすいよっ! ってワダイになってそのまま――いまになってシャナイテストでじつはまがりやすいtってしってたってコトかぁ~……ふ~みゅ……」
イブキは当時の事を思い起こす――月夜に曲げられたり、月夜に投げられて曲げられたり、月夜がイジって曲がったり――
「ぜんぶ月夜がまげてんじゃんっ!?」
イブキがそんな声を上げる隣では、
「四月にでて人気だったウルトラ盛りが再販か~」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「あの完食できなっていわれるほどのボリュ~ム感が売りのピザが復活っ! いいわね! カスタマセンタ~や本社に復活しないの? って電話したかいがあったわっ!!」
握り拳でそんな事をいう月夜。
「ちょっと月夜! 月夜がおもしろがってまげたんだからねっ!!」
「へぇ~……ウルトラ盛りミルフィ~ユもでるんだ~」
イブキの抗議を聞こえないフリをしてやり過ごす月夜だった。
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