よくばリ。

いつものバス停にて――


「モンハンのジッシャえ〜がシュエンはミラ・ジョボヴィッチさんにケッテ〜」


「しかもセ〜サクがいしゃもサツエ〜ちもぜんぶバイハザとおなじか〜……って、モンハンってどんなエ〜ガになんだろ? モンハンスト〜リ〜ズじゃないよね? ジュラシックパ〜クみたいにエンエンでっかいやつとやりあうかんじなのかな? そもそもミラさんシュエンだけでシュヤクかわっかんないし、リオレイアのカノ〜セ〜も……」

イブキがそんな事を言っている隣では、


「トンカツ屋の新メニュー〜?」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、トンカツ専門チェ〜ン店の新メニュ〜記事を読んでいた。


「チキンカツに一枚一枚丁寧に焼いたチ〜ズオムレツのせた一品――チキンカツだったか〜トンカツ専門店だから、トンカツの上にチキンをのっけるんだと思ってた、この――オムチ〜ズチキンカツ定食」


「なんか、いっぱいつめこんじゃいましったってかんじだね」

イブキそういって口を挟んでくる。


「でも、トンカツはないのよ」


「チキンでいいじゃん」


「ダメよっ! ブタはカツに最適なのっ! トンカツ屋いってブタのカツを食べないのは――」


「月夜このまえブタさんペットにしたいっていってなかった?」

トンカツ愛を炸裂させる月夜にそう言い返すイブキだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る