の~ト。

 いつものバス停にて――


「せ、セガにつづいて……」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スを見ながら、なにやら驚いていた。


「SNKもしんハ~ドをハッピョ~っ!? おぉ! あのもってるだけでトモイダチ100ニンヨユ~といわれたネオジオのサイシンキシュ! やっぱしニントンド~のマネしてネオジオミニなのかな? それともシンキノ~つけんのかな? ネオジオにかんしてはネダンやすく、CDはロ~ディングじかんみじかくぐらいしかなおしてほし~トコないけど……」

 イブキがそんな事を言っている隣では、


「男子小学生のノ~トはカッコイイ剣が書かれている? ど~ゆ~意味かしら?

 月夜がそんなタイトルの記事を読みながら、首を傾げていた。


「女子なら好きなキャラとか人のカップリングとか書いてあるパタ~ンが多いケド……男子の場合は剣が書いてあるのか~……」

 そんな事を言いながら様々な刀身――片刃、両刃。あきらかに使いにくそうな柄――左右に大きく張り出したトゲのような物、持って振ったら自分の腕を傷ができそうな柄側に大きく伸びる牙のような装飾。

 見た目にはハデでカッコイイが実用的ではない剣が書かれたノ~トの画像を見る月夜。


「亜種で盾や鎧属性の男子もいる。へぇ~……でも、ぜんぜんわっかんない!」

 そこでイブキのほうを向き、


「やっぱし女子は好きなカップリングよね~?」


「イブキさんフツ~にツルギかいてた」

 画像をみてなかなかのセンスと洩らしながら、そう答えるイブキだった。

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