えア〜。

いつものバス停にて――


「ビックマックソ〜スの使い方――?」

グルメ系アプリの中にあった、そんな記事を月夜が読んでいた。


「ハンバ〜ガ〜以外になんかあるのかしら?」

首を傾げつつ、さきを読み進める。


「ドレッシングの代わりにサラダにかける? へぇ〜……これは結構良さそう。ほかには――ピザ? へぇ〜……ピザにビックマックソ〜スかぁ〜……やってみよ。あとはペヤングのソ〜スの代わりにビッグマックソ〜スで仕上げたペヤングなんかもおもしろそ〜ね」

月夜がそんな風に魔改造案を出している隣では、


「ソフバンがジセダイバッテリ〜のカイハツをかいし?」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ク〜キとハンノ〜させてリチウムイオンでんちの5バイのパワ〜をもち、ジツヨ〜かできればコガタカやダイヨ〜リョ〜カがキタイできる……う〜みゅ……よくわからんけど、すごそ〜」

そんな小並感を洩らしながら、


「もっと、こ〜ク〜キちゅ〜のサンソとハンノ〜してジュ〜デンできる――とか、そんなんキタイしたんだけど……」


「そんな永久機関あったら、もっと話題になってるわよ」


「そ〜だよね。あとナマエの『リチウムエアデンチ』ってなんか……パカってあけるとなんにもはいってないきがするよね〜」


「実用化された名前は変えるでしょ……たぶん」

そう返す月夜だった。

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