め〜げン。
いつものバス停にて――
「どん兵衛に全のせが登場っ⁉︎」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事に喜びの声を上げた。
「定番の揚げにサクサク天ぷら、ジュ〜シ〜牛肉? ウチ、うどんには鴨肉派なんだケドな〜……でも、全のせはいいっ‼︎ やっぱり、まずは量よね」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「プレステ5のくわし〜スペックっ⁉︎」
イブキがそんな記事を読んでいた。
「ほ〜ほ〜CPUはAMDの8コアのやつをべ〜ス、グラフィックプロッセシングユニットにはおなじくAMDのNviセダイのをシヨ〜かぁ〜……」
流出したスペックデ〜タを読みながら『ウンウン』と頷くイブキ。
「さらにプレステ5はVRギジュツにタイオ〜したシステムせっけ〜をしているっ! おぉ! いいね〜フルダイブとかできるよ〜になんのかな〜」
無茶めのスペック要求をするイブキ。
「VRゲ〜ムふえるといいなぁ〜……VRMMOとかもでるといいなぁ〜」
そんな事をいいつつ、
「オンナのコならいちどはいってみたいよね〜」
「これはゲ〜ムであってもあそびじゃない!」
背後に『どどんっ!』という効果音を背負いながら、
「いや、別にそんな事言いたくないケド……」
隣にいた月夜が冷静にそう言ってくるのだった。
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