すシ?

いつものバス停にて――


「カルボナ〜ラやチ〜ズインハンバ〜グを販売か〜」

月夜が寿司チェ〜ン店の新メニュ〜を見ながら、


「ラ〜メンに力入れてるのは知ってたケド、ハンバ〜グにカルボナ〜ラまでやるんだっ⁉︎」

そんな事を言いながら続きを読み進める。


「おっ! なかなか良さそうじゃない」

読み込まれた画像を見ながら、そんな感想を洩らす。


「でも、これ完全にラ〜メンだよね? カルボナ〜ラではないよっ!」

丼にはいったス〜プパスタ――ラ〜メンの画像を見ながら、そういう月夜。


「ハンバ〜グは牛と豚の合挽き、五種類のチ〜ズをつめこんだハンバ〜グ――もう洋食屋よね〜」


「やっぱしお寿司屋だし――」


「パフェたべたいよね〜」


「いやいやお寿司でしょ!」

後半を奪われた格好になった月夜がそう言う。


「え〜! おいしそ〜よ、ほら!」

イブキが別の寿司屋チェ〜ンで売られている、新メニュ〜を見せてくる。


「へぇ〜……なかなか良さそうじゃない」

月夜は一四個のイチゴを使用した豪華なパフェの画像を見ながら、


「でしょ! ポテロ〜はポテトやだけどパフェもおいし〜んだよ!」


「でも九八〇円出すなら寿司一〇皿食べるかな〜」

値段を見ながら、そう洩らす月夜だった。

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