しょ〜たイ。
いつものバス停にて――
「大阪のホテルでステ〜キやロ〜ストビ〜フが食べほ〜だい、しかも通常料金の半額っ⁉︎」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「あ〜……い〜わよね〜。肉塊ってステ〜キも五〇〇グラム超えた辺りから、そんな感じになるよね〜……とりあえず一〇皿ぐらいいきたいわよね〜」
月夜が肉まみれの画像を見ながら、そんな事を言っている隣では、
「う〜みゅ……なんだろ? これ」
イブキがUSBメモリスティックのような物を振りながら、そんな事を言っていた。
「いっけはUSBメモリ〜だよね? さしこみグチもいっしょだし……こんなおおき〜のイブキさんはじめて」
そんな事を言いながら、片手で愛用の大型スマホを使いその謎アイテムを調べる。
「さいしょはコピ〜ガ〜ドはずすやつかな〜っておもったんだけど、ちがうみたいなんだよね〜」
まじまぞと謎アイテムを見つめるイブキ。
「このファンはなんのためのついてんだろ? あれかな〜ノ〜パソのハイネツするやつ。でも、こんなトコでファンまわってもなんのイミもないし……なんだろ?」
そんな事を言って首を傾げていると、月夜が画像検索をして。
「なんか仮面ライダ〜のグッズ物らしいよ。ほら――」
そういって見せるスマホ画面にはイブキが手に持っているでっかいUSBが写っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます