とくてン。

いつものバス停にて――


「ワ〜ルド、コンシュ〜マ〜にしてはコ〜チョ〜だ」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スを見ながら、


「ガイコクのレビュ〜もわりとコ〜ヒョ〜かだ。キョネンからのワゲ〜りょ〜さくのながれがつづいてんなぁ〜。このチョ〜シでズンズンいいゲ〜ムをだしていってほし〜」

イブキがそんな明るい未来をみている隣では、


「レンタルショップなどで有人レジが混雑してても、無人レジをつかわない人が多い? そ〜いえば、前も思ったよりセルフレジの利用者が少ないって話題になったっけ?」

月夜がそんな記事を読んでいた。


「なんか、セルフレジつかってほしいみたいでポイント2バイとかやってるトコもあるみたいよ」

イブキもそう口を挟んでくる。


「へぇ〜……そんなトコもあるんだ」


「それでもセルフつかわないヒトがおおいんだって」


「ポイント二倍でも使わない人が多いのかぁ〜」


「コンザツしてるトキはジブンでさっさとできるからい〜のにね」


「しっかり手順とやり方がわかりやすかったらもっと活用されそ〜なんだけどね」


「まだ、おみせによってケッコ〜ちがうからね〜」


「あとセルフレジにしたら牛丼でてくるみたいなサ〜ビスできないかな〜」


「それは、たぶんできないね」

ハッキリと否定するイブキだった。

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