せ〜たイ。

いつものバス停にて――


「ふ〜ん……ジャガイモ不足解消を記念して、湖池屋チップスが二〇パ〜セント増量かぁ〜」

月夜がグルメ系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読みながら、


「ほかのメ〜カ〜はやんないのかな? 通常サイズの二〇パ〜セントならそんなに変わんないケド、ビックとかビックバンサイズだとかなり変わるよね? コストコで売ってる一個五〇〇グラムのでっかいやつが二〇パ〜セント増量になったら……」

月夜がそんな幻想をみている隣では、


「へェ〜……ドクグモでしられるタランチュラのドクってミツバチて〜どでニンゲンにはそんなにキケンセ〜ないんだ」

イブキが昆虫の生態をまとめた記事を読みながら、


「サソリはいっかいかりをすると、イチネンはやらなくていい」


「そんな……一年も食事できないなんて……可哀想」


「エネルギ〜しょ〜ひがすくないから、そんだけでいいんだって」


「エネルギ〜摂取だけじゃないのよっ!」


「ほかにもハチってハチミツようとそれイガイでイブクロが2コあんだって月夜みたいだよね」


「いや、ウチそんな風になってないし」


「あとはね〜ホクベ〜にいる。ガでクチもショ〜カキカンもなくってセイチュ〜になったらぜったいガシしちゃうんだってさ〜」


「ウチその蛾にだけは絶対なりたくないなっ!」

数々の肉料理が写った画像を見ながら力一杯宣言する月夜だった。

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