はいてク。
いつものバス停にて――
「大雪で東京が大変なコトにっ⁉︎」
月夜がネットニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ホント雪に弱いわよね〜。雑誌も大雪のせいでこなくなるとかって書いてあるし、それに大雪になると毎回、女子高生はこんな寒いのにスカ〜ト短いとかって言われるケドさ〜あったかい格好したくても学校がうるさいから、できないだけなのよね〜。もう気温が一〇度下回ったら服装は自由って法律で決めてくんないかしら」
月夜がそんな風に学校と世間と国に不満を洩らしてる隣では、
「アマゾンのハイテクむじんコンビニのセキュリティがずっごい?」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「まずスマホアプリでQRコ〜ドをかかげるとゲ〜トがひらきジブンのアカウントとひもづけされる。てんないはカメラだらけ、ショ〜ヒンだなはジュ〜リョ〜センサ〜がついててショ〜ヒンのカズをはあくしてるから、どのタナのなにをどれだけとったかつねにハアクされているかぁ〜……なんかギンコ〜のキンコしつみたいなハイテクさだ」
「ルパンのアニメででてきそ〜な設定ね」
月夜もそう口を挟んでくる。
「こんなになんでもかんでもデ〜タかされたら月夜がどんだけたべてるかセ〜カクなトンす〜がでちゃうよね」
「そんなに食べてないわよっ! 失礼ねっ‼︎」
そう言いつつもどこかでいってるかも? と思ってる月夜だった。
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