かえんほ~しゃキ。

 いつものバス停にて――


「テレビでイグアナが食べられて愛好家からは可哀想という意見も?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあるにはギリギリな感じがする、そんな記事を読んでいた。


「ウチも見てたケド、あれおいし~だったケドなぁ~……調理前のビジュアルがあんなんだからちょっと爬虫類っぽい臭みとかエグ味とかあるのかな? って思ってたけど、調理された物はどれもおいしそ~だったのよね~……爬虫類愛好家には悪いけど地元の絶滅危惧種を捕食しちゃう外来生物だから駆除も仕方ないわよね~……〆の雑炊? あれホントおいしそ~だったな~」

 月夜の頭の中がイグアナでいっぱいになっている隣では、


「いっぱんむけカエンホ~シャキかぁ~……」

イブキがそんな謎ワ〜ドを口にしていた。


「そ〜だよね〜いつゾンビがハッセ〜したり、エイリアンとプレデタ〜のたたかいにまきこまれたりするかもしんないジダイだしね〜」

そんな事をいいながら10メ〜トルの射程を誇るという炎の帯が写った画像を見る。


「あ〜……イブキ」

イブキはモヒカンにして鋲つきの革服を着たまま火炎放射器を連射している姿をイメ〜ジしていると、月夜が、


「日本でやると逮捕されちゃうよ」


「え〜!」


「ほら」

そういって月夜はスマホ画面に映ったユ〜チュ〜バ〜自作した火炎放射器を公園でつかって逮捕とゆ〜記事を見せる。


「そ、そんな……このクニはエイリアンやゾンビにおそわれたらイッタイど〜しろってゆ〜のさっ!」

諸手を挙げて憤慨するイブキに、


「その前に火炎放射器もった強盗や暴漢が増えにために措置じゃないの?」

ロマンで生きてるイブキにぐう正をぶつけしまう月夜だった。

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