ふぁっしょんあいてム。

 いつものバス停にて――


「どん兵衛を使ってラ~メン次郎かぁ~」

 月夜はカップうどんの上にモリモリと盛られた野菜の山と煮卵にチャ~シュ~などの具材で魔改造されたカップうどんの画像を見ながら、


「おいしそ~だケド、こんなにギチギチに詰め込んだら、カップが破壊されそ~だよね。そ~いえば夜のペヤングなんかもでてたわね……夜の意味は全くわっかんないやつだったな~」

 月夜がそんな風にインスタント麺の思い出に浸っている隣では、


「ヴィトンがサイコロをハンバイっ!?」

 ファッション系の記事の中にあった、そんなニュ~スに驚いていた。


「サイコロってあの1から6まである、転がすアレ?」

 月夜も気になったのか早々に口を挟んでくる。


「そそ。TRPGとかにつかう」


「ふ~ん……なんでそんな物がファッションブランドからでるのかしら?」

 月夜が首を傾げながら当然の疑問を口にする。


「そりゃ~。ファッションアイテムだからでしょ!」


「サイコロが?」


「サイコロが! きっとフシギなカタチしてたり」


「いやいや、形変えちゃったらサイコロの意味が……」


「ムイミにかいてあるス~ジがスタイリッシュだったりすんだよっ!」


「そ~かな?」


「それにしても、まえはブ~メランだしたりしてたから――つぎあたりアイスラッガ~きそ~だよね?」


「いや、こないと思う」


「あたまにつけるファッションアイテム! レディ~・ガガがつけてレディ~・ナナになりそうだよね!!」


「いくら個性派でもアイスラッガ~はつけないと思うよ」

 そう否定する月夜だった。

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