せ~ケ~。
いつものバス停にて――
「あぁ……ラ〜メン食べたい……」
そんなどこかのラ〜メン好き女子高生のような事を洩らす月夜。
「深夜にあのアニメは反則よね〜。天一行きたくなっちゃたじゃない……あの唐揚げセットが食べたい……」
そんな事を言いながら、こってり濃厚ラ〜メンと唐揚げに真っ白なゴハンといった三種の神器をイメ〜ジする。
「ウチも牛丼大好き月夜さんとかやろっかな?」
そんな三種類ぐらいしかバリエ〜ションの無さそうな事を言っている月夜の隣では、
「にんきアイドルグル~プしょぞくのヒトがセ~ケ~げかでゆ~め~なヒトに「ウチのメンバ~はおせわになっていますか?」とシツモンかぁ~」
イブキがそんな記事を読んでいた。
「セ~ケ~かぁ~……」
イブキが意味深にそんな呟きを洩らす。
「アンタ、まさか豊胸とか考えてないわよね?」
それを見た月夜がそう口を挟んでくる。
「そんなコトしないよ! イブキさんライネンにはキョニュ~になってるハズだしっ!!」
根拠が全くないのに自信満々でそう言い切る。
「じゃ、どこをイジる気よ?」
「ん~? イブキさんメからビ~ムとかロケットパンチできるよ~になりたんだけど、YESのヒトにたのんだらできるかな?」
「できるワケないだろ!」
キッパリとそう言い切る月夜だった。
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