どっチ。

 いつものバス停にて――


「コミケ会場周辺で毎回ゴミ拾いをしているTwitterユ~ザ~さんが年々ゴミが少なくなってきているとコメントかぁ~……みんなでつくるイベントだもんね! ポイ捨てはダメよねっ!!」

 月夜がネットニュ~スの中にあった、そんな記事を読みながら戒める様にそう洩らす。


「こ~ゆ~人がいるとわっかてるとポイ捨てしにくくなるし、ネット記事扱いでもこ~ゆ~人の情報は拡散されるべきよね!」

 月夜がそんな事を言っている隣では、


「いちご♪ いちご♪」

 そんな歌を口にしながらイチゴのクリ~ムサンドを食べているイブキ。


「んふふふふふふふ♪ あとロ~ルケ~キにダイフクに――」

 コンビニの袋をガサゴソしながら、


「いちごのメロンパンっ! やっぱりコレだよね~」

 そういいながらピンク色のメロンパンを幸せそうに見つめる。


「それってイチゴなのメロンパンなの?」

 イブキの声を聞きとめた月夜がそんな風に口を挟んでくる。


「ん? イチゴメロンパンだよ」


「だからイチゴパンなの? メロンパンなの?」


「だからイチゴメロンパンなんだって」


「む~……豚牛丼みたいな感じになってる……あっ! でもアリかも! 豚牛丼」

 月夜は牛丼の上に豚生姜焼き肉をのっけた丼をイメ~ジする。


「ね。アリでしょ」


「いや……で、結局どっちなの? イチゴパン? メロンパン?」


「イチゴメロンパン!」

 平行線な二人だった。

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