えビ。
いつものバス停にて――
「も〜トシがかわって4カもたったのかぁ〜……」
イブキがスマホの日付表示を見ながら、
「さすがにオゾ〜ニでごまかすのもゲンカイかな〜……あれラクチンなんだよね! ダシいれてニクいれてオモチぶっこむだけでできるし、テがよごれないからスイッチかたてにできるし」
そんな事を言っているイブキは隣にいる月夜に、
「ね〜ね〜月夜はなんか食べたいモノある?」
イブキが参考にするためにそう尋ねると、
「ロブスタ〜」
「なんでっ⁉︎」
まさかの回答に驚くイブキ。
「なんでって――」
月夜は読んでいた漫画――侵略なんちゃらとかいう本をカバンの中にしまいながら、
「なんとなく海老食べたいなぁ~って……」
「う~みゅ……エビ……ロブスタ~」
イブキは御雑煮の中にエビ天をつっこんだ奇妙な料理をイメ~ジする。
「そ~いえば、ロブスタ~って寿命がなくって、延々と生きるんだって」
「へェ~……いいな~……」
イブキはロブスタ~の顔部分に自分の顔をあてはめた雑コラな姿をイメ~ジし、それがベッドでグ~グ~寝てる姿やハサミでコントロ~ラ~をもってゲ~ムをする姿をイメ~ジする。
「あぁ! ダメだっ!!」
突然、そんな声を上げ。
「月夜にたべられちゃうっ!?」
夢で何度か月夜に捕食された経験のあるイブキはそういって身震いをするのだった。
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