アホのコ。

いつものバス停にて――


「ふるいATMをかんたんにのっとるホ〜ホ〜?」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「タ〜ミネ〜タ〜2でATMからおかねぬすんでたけど、あんなかんじなのかな?」


「ええっと……XPをつかってるATMのバ〜イ、シフトキ〜を5カイおすだけでハッキングできるっ⁉︎ うそ! そんなカンタンなんだっ⁉︎ XPいいOSなんだけどなぁ〜」

イブキがそんな事を言っている隣では、


「もともと黄色だったドラえもんが青になった設定を聞くと年代がわかる?」

月夜がそんなタイトルの記事を読んでいた。


「ハイになるジュ〜スと間違えて、悲しくなるジュ〜スを飲んじゃって、泣いて塗装剥がれたとか、そんな話しだった気がする……」

月夜が幼い頃の記憶を思い起こしながら、


「え〜! ネズミにかじられたスガタをみてアオざめちゃったんじゃないの?」

イブキがそういって口を挟んでくる。


「アンタいくつよっ⁉︎ それ1976年の設定よ」


「オダさんとかがいたジダイ?」


「いや、そんな昔じゃない。織田信長は――」


「オダっていったらオダウジハルだよっ!」

なにかこだわりがあるのかそう言い返す。


「どっちにしろ戦国〜安土桃山とは何の関係もないわよっ! えっと……誤差はあるけどウチ等の親が生まれたぐらいじゃない? と〜ぜんアンタなんか影も形もない時代よ」


「う〜みゅ……はっ! これがタ、タイムパラドックスっ!」


「いや……違うと思う」

本日もイブキは平常運転だった。



これは別サイトの『小説家になろう』で57件目のブックマ~ク登録数を更新した記念に執筆されたモノです。

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