すたみナ。
いつものバス停にて――
「ふむふみゅ~……14カにとあるバ~チャロンのタイケンバンかぁ~」
イブキがゲ~ム系ニュ~スを見ながら、そんな声を洩らしていた。
「おっ! ラスアスⅡのジョ~ホ~でてんじゃんっ!? シアトルがちゅ~しんのスト~リ~になる、ヒロインのママもでる、ゲンジテンのカイハツドは50パ~セントから60パ~セントかぁ~……2018ネンのハンバイはキツそ~……2019ネンのナツごろかな? はやくやりたいなぁ~ゼッタイかみゲ~だよっ!!」
イブキが瞳を輝かせて、そんな事を言っている隣では、
「豚スタミナ丼っ!?」
グルメ系アプリを見ていた月夜がそんな声を上げた。
「いいじゃないっ! 一四日の午後からかぁ~……じゅるり」
月夜は読み込まれた画像を見ながら、
「ニンニクとゴマ風味のタレ、豚肉をいれてタマゴでまろやかさを加えた……あぁ……こんなん絶対おいし~じゃないっ!! さらにネギとキムチを加えたスタミナスペシャルもある……いいわねっ!!」
そこで隣にいるイブキに、
「やっぱしスペシャルよね?」
「う~ん……イブキさんトレ~ニングがあるから……」
効率のいい筋肉のつけかたという記事を読みながら、
「こ~ゆ~のを食べてからトレ~ニングしたほうがイイのよ」
「ホントっ⁉ いぐっ!!」
こうして、またダマされるイブキだった。
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