ごビ。
いつものバス停にて――
「Twitterで話題のコンビニ惣菜、麺かぁ~」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「三位はロ~ストポ~クサラダ? ふ~ん……なかなかおいしそ~だけど、サラダかぁ~……レビュ~とか見てると、なかなかお勧めみたいだけど……サラダかぁ~……う~ん……サラダかぁ~……」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「二位はクラムチャウダ~パスタ。ス~プパスタなんだ……寒くなってきたから、こ~ゆ~食べると温まる物が上位にくんのかな? みんな中華まん食べればいいのに~」
「一位はレンジで温めて食べる油ソバかぁ~……汁物が二つはいとはね~……五〇〇円で大ボリュ~ムかぁ~……今夜はス~プ麺とサラダにしよ」
なんだかんだ言いながら全部食べてみる事にする、そんな月夜の隣では、
「おっかし~な~」
イブキがそんな事を言いながら首を傾げていた。
「クリスマスまであとちょっとなのにぜんぜんカレシでいるケハイもない。これはゼッタイおかしいよっ! やっぱしゴビになにかつけたほ~がイイのかな~?」
そんな頭が煮詰まりすぎてアホな事を言っていた
「~おじゃる、~だっちゃ、~ナリがニンキかぁ~」
2秒でざっとそんな調査すると、
「月夜、月夜」
「ん~?」
「イブキさんガッコ~いきたくないでおじゃる~」
「すっごい腹立つからやめろ!」
心底、イヤそうな表情でそう言われました。
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