らいでン。
いつものバス停にて――
「雷が怖くてパソコンデスクの下に隠れる白柴犬かぁ〜……」
月夜が真っ白な柴犬の動画を見ながら、
「やっぱし犬の耳には雷って、すっごい感じに聞こえるのかしら? こんなに震えちゃて、ウチが怖くないよって言いながら撫でててあげるのに」
月夜がそんな犬からしたら恐怖のダブルパンチになりそ〜なコトを言っていた。
「雷で大人しくなってるならウチでもギュっとできるかな?」
そんな犬のライフがゼロになりそうな事を言っている月夜の隣では、
「そ、そうだったんだ……カミナリすげぇ……」
こっちも何か雷の記事を読みながら、
「カミナリのなかでハンブッシツがケイセ〜されてるっ⁉︎」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ハンブッシツがそんなカンタンにセイセ〜できんなら――」
イブキの頭の中でスタ〜トレックの反物質エンジンをつかった恒星間航行の姿をイメ〜ジする。
「ハド〜ホ〜とかうてるのかな?」
イブキは艦首から巨大な銃口をイメ〜ジして、
「そっだ! そ〜なったら、フシギなチカラでイブキさんのムネも――」
そう言いながら巨乳になった姿をイメ〜ジしようとした時――
「そんな風になるワケないでしょ」
まるで心を読んだようにそんな事いいながらイブキの頭を『ポカン!』とする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます