きんヨ〜
いつものバス停にて――
「話題のゴジラが今度はアニメ映画化ねぇ〜」
月夜がいま話題のニュ〜スを集めたアプリを見ながら、
「ふ〜ん……人類がゴジラのせいで住めなくなった地球を脱出して新天地に向かうも、そこは人の住めない環境の星、仕方なく引き返すと地球はゴジラを生態系の頂点にした環境に――へぇ〜おもしろそ〜じゃない」
簡単なスト〜リ〜を読み興味をもった月夜。
「ブラックフライデ〜?」
イブキがスマホで何かを読みなら、そんな声を洩らしていた。
「ナムコけ〜のゲ〜センでアプリをインスト〜ルしてると、メダルがもらえんだっ⁉︎ なまえはちょっとブキミだけどい〜イミなのかな? ブッラクフライデ〜」
そんな事をいいつつ真っ黒な某フォ〜カス雑誌をイメ〜ジするイブキ。
「米国の感謝祭の翌日のことをいうらしいわよ」
「へェ〜……なんでくろいの?」
「それは黒字を意味してんだって」
「へェ〜……いいイミのブラックなんだ」
「そ〜なのよ。イオンの銀ダコなんて九六円になるのよっ!」
瞳をタコ焼きにしながら、そんな事をいう月夜に、
「……それホント〜にクロジになるの?」
月夜は2、3店潰しそうな気がするイブキだった。
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