ど〜ぶつノ。
いつものバス停にて――
「やったっ! ついにイブキさんのセ〜ガ〜がやってくれたっ‼︎」
イブキはゲ〜ム情報を見ながら、瞳をセガにしていた。
「せんヴァルのサイシンさくっ! あのなぜかライフルやマシンガンよりもケンとタテがつよいやつが……センシャでセンジョ〜をかけめぐるアレがまたやってくんだっ‼︎」
「ふむふみゅ……プレ4が3ガツでスイッチがナツ……ヴィ〜タはないんだ……ザンネン。まあ、ハンバイがはやいプレ4でプレイかな〜」
「そろそろあたらし〜ヘ〜キでてもいいよね! ヒコ〜キとか、セイク〜セント〜キでヒコ〜がたのヴァルキュリアとたたかうとかおもしろいとおもうんだけど……」
イブキが完全にセガ信者になっている隣では、
「あれ? あれ??」
さきほどまで集中してスマホをいじっていた月夜がそんな声をあげる。
「どしたの?」
「さっきまでフツ〜にできてたのに……」
月夜はそう言いながら、なぜか明日配信予定のスマホゲ〜ムをしていた。
「あぁ……それなら……」
イブキが何かを言いかけて、後半を飲み込む。
「なんか知ってんの?」
気づかずに月夜は尋ねてくる。
「そりゃ~月夜みたいなホショクシャがはいってきたら、みんなしてカイセンきろ~とするでしょ!」
「え~!」
月夜は頭の中で動物がノコギリやクワを持って、アンビリカルケ~ブルみたいなデッカい線をギ~コギ~コやってる場面を思い浮かべる。
「……いや、さすがにコレはないでしょ」
「あ~……やっぱしちょっとムリがあったかぁ~。たんなるアクセスおおすぎでカイセンパンクだって」
そういって素直にメ~カ~の謝罪のはいったWebペ~ジをみせるイブキだった。
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