てんセ〜

いつものバス停にて――


「ス〜ファミミニにんだなぁ〜……」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「イブキさんてきにはケ〜タイキっぽいかんじにしてほしかったんだけどね〜」

某二画面携帯機を想像しながら、


「そ〜いえば、むかしはテレビとイッタイガタとかあったんだよね?」

イブキは過去にみたテレビの上部にカセットの差し込み口のあるテレビを思い起こしながら、


「あれすっごいよね! あれあったらツキでもカセ〜でもゲ〜ムできんだもんっ‼︎」

イブキがそんな事を言っている隣では、


「もふもふかぁ〜……」

月夜はウェブコミックを読みながら、そんな事を洩らしていた。


「異世界の動物ってどんなんだろ〜?」

月夜はそういいながらモフモフの毛玉のようなモンスタ〜や二本足でトテトテ歩く植物モンスタ〜をイメ〜ジする。


「しかも転生するときの特殊能力で全動物に好かれる能力かぁ〜……いいな〜……ウチもこんな能力ほし〜」

そんな事を洩らすと、


「そうなの? 月夜ってうまれかわるときにド〜ブツさんにキラわれるノ〜リョクねがったから、そんなんになっちゃったんじゃないの?」

もはやチ〜ト能力並に全動物から嫌われまくってる月夜を見ながら、そんな事をいうイブキだった。

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