じれんマ。

 いつものバス停にて――


「ドバイがそらとぶバイクによるケ~カンたいをソシキかぁ~……あっこはもうひとがのってはこんでくれるドロ~ンタクシ~もやってるし、ミライにいきてんなぁ~……」

 テクノロジ~系ニュ~スを読みながら、そんな呟きを洩らすイブキ。


「ん? もとグ~グルのエンジニアがAIをかみとあがめるシュ~キョ~をソ~セツ? むう……ミライにいきてんなぁ~」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スを見ながら、そんな事を言っている隣では、


「う~ん……昨日の巨大キノコもビックリしたけど……キノコの毒性ってまだよくわかってないのか~……」

 月夜が昨日の巨大キノコの味を調べてるうちにさまざまなキノコにも手を出していた。


「数年前は食用でも近年になってやっぱり毒って変わるケ~スもあるのかぁ~……エリンギやマイタケ、シイタケも生で食べると毒っと……こ~みると、ホント人類を殺しにきてるわね~キノコ」


「でも、すっごいドクキノコのベニテングさんはたべるとおいし~らしいよ」

 横からイブキが悪魔のような囁きをしてくる。


「そ~なのっ!?」


「うん。おいし~コトでユ~メ~なホンシメジをこえるおいしさなんだって」


「くっ! こ、これはウチに対する挑戦かっ!?」


「いやいや。たべちゃダメだよっ!」


「いや……でも……ほら、フグみたいにここはヘ~キみたいな……毒じゃなくておいし~トコだけつまむ的な事ができる可能性は?」


「う~みゅ……ザンネンながらうまいのはドクそのものらしいから……ムリかな~」


「毒を抜けば美味くなくなる……なんてジレンマっ! でも、ち、ちょっとぐらい……」


「ダメだってっ!」

 イブキは両腕を交差させて『✖』の形にしながら、そう言い切るのだった。

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