いつものバス停にて――

「投票に行くと、タマゴか替え玉無料っ⁉︎」

月夜がグルメ系ニュ〜スアプリの中にあった、そんな記事に喰いついた。

「いいじゃない！こ〜ゆ〜サ〜ビスはもっともっと増えるべきだと思うわっ‼︎ そう牛丼をもらえるよ〜にっ‼︎ そ〜すれば投票率九〇パ〜セントもいくわよっ！」

月夜がそんな牛丼万能説を説いている隣では、

「ゲキトツっ！クラスタVSメガボットっ‼︎」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった世界初搭乗型巨大ロボでの戦いの動画を見ていた。

「おぉ！ついにニチベ～ロボットたいけつかっ!?」

そんな事を洩らしながら二体の対決を見る。

ル〜ルはロボットが動かなくなるか、動作不良を起こすか、パイロットが降参するかの三つ。

「やっぱしロボど〜しのたたかいはサイコ〜だよねっ！」

腕にとりつけたバルカン(弾はBB)を発砲したり、ドロ～ンファンネルを使ったり、接近戦では強烈なボディブロ～を放つ日本のロボ。

　対して米国のロボはドロ～ンファネルを叩き落とし、不用意に距離を詰めてきた日本のロボと真正面から掴み合いになる！

　ボディブロ～を放つ日本のロボにキャノンを放つ米国のロボっ！　右上が吹き飛ぶ日本のロボっ!?

　米国のロボはすばらしい機動を用いてキャンノの砲身で相手側の身体を抉るっ！

　最後には満身創痍の日本ロボが起死回生の一撃を放ったところ掴まれ、米国ロボのチェ～ン・ソ～が残った日本ロボの腕を落とし、日本ロボ戦闘不能で決着をいった内容だった。

「おぉ！　まけちゃったけどすっごいなぁ!!」

「ただガッチョンガッチョオンしてるだけじゃない」

　イブキの横で呆れ顔のままそう言い放つ月夜だった。

　書いてて「このネタ通し一本でつくったほうがよかったな……」と思いました。

　おもしろい動画なので興味がわいたらぜひっ！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい