ぜ〜きン。
いつものバス停にて――
「納豆に生タマゴを認めない人は約三割にものぼる……」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「納豆に生タマゴって栄養士の人が完全栄養食って言ってた気がする。それなのに三割がない派なのかぁ〜……まあ、ヌルヌルが多くなるし、あの食感が嫌いな人もいるのかな? ウチは臭いが軽減される(気がする)からタマゴ落とすケド……」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「ヒマンなヒトにヒホ〜。デブぜ〜のど〜にゅ〜」
イブキがそんなタイトルの記事を読んでいた。
「う〜みゅ……」
「ん? なに??」
イブキの視線に気づきと問いかけてくる月夜。
「う〜ん……これさ〜」
そういってスマホ画面を見せてくるイブキ。
「えっ⁉︎ ウチ、デブってるっ⁉︎」
「う〜ん……セッシュカロリ〜では。月夜タイジュ〜とシボ〜りつは?」
「えっと……って言わないわよ!」
「ま〜みたかんじフツ〜だけど、もしカロリ〜け〜さんでゼ〜キンきたら月夜はイチオクエンぐらいくるじゃないかな〜? っておもってさ〜」
「さ、さすがにそんなにはこないわよっ!」
全否定しきれない月夜だった。
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