あるばいト。
いつものバス停にて――
「塩トリュフラ~メンかぁ~……」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、某焼肉チェ~ンの新メニュ~を見ながら、
「トリュフって良い匂いがするって事ぐらいしかわかんないしなぁ~……でも……ゴクリ」
月夜は読み込まれた画像を見ながら、
「フツ~においしそ~なのよね~……じゅるり」
トリュフとかよりも一緒に写っている肉の画像を見ながら、そんな事を洩らす月夜の隣では、
「う~みゅ……シンガタはイッチバンやすくても11マンエンでミドルモデルが12マンエン、さいだいストレ~ジで13マンエンかぁ~……」
テクノロジ~系ニュ~スに載っていた新型スマホの価格を見ていた。
「アルバイトでもしよ~かな~?」
金額をみてそんな事を洩らすイブキ。
「なになに? アルバイトすんの??」
月夜が口を挟んでくる。
「今はね~こんなん人気だよ」
そう言いながら月夜は大学生がバイトで一番魅力的な特典とかいうアンケ~ト記事を見せる。
「新商品の試供品がもらえるトコとか社割使えるトコが人気だケド……」
月夜は人差し指を立てながら、
「やっぱし『まかないがある』これよね! 店によってはメニュ~に負けない物もあるし、なおかつ関係者にならないと食べられないというレア感!」
「いや、イブキさんベツにそ~ゆ~のいいから、ジキュ~がいいとこがイイ」
月夜の勧めをアッサリ断るイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます