よ~ぎしャ。

 いつものバス停にて――


「こんかいのイベはジョバンからチュ~バンもサイシュ~もなかなかナンイドたっかいなぁ~……E4なんてほぼオイノリゲ~だし、ドラクエのスロットまわしながらやってたらカジノのほうがあたるってゆ~コトおきたし」

イブキがそんなを言いながらスマホをいじっていた。


「おっ! ジュ~スをこぼしてもハイシュツするトコがあるボ~スイキ~ボ~ドかぁ~……ゲ~ムしてるときとかにウッカリこぼしちゃうコトおおいんだよね~」

 イブキがスマホでそんな商品を見ている隣では、


「神戸の果樹園で梨が盗まれる? う~ん……農家さんから作物を奪うなんてひどい人もいるものね」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事に憤とどおっていた!


「――に、しても五七〇〇個、約二トン、一〇〇万円相当って……よくそんなに盗めたわね~」


「ぬすんだんじゃなくて、たべちゃったんじゃない?」


「そんなにいっぱいたべられるワケないじゃない」


「月夜ならいけそ~だけど……」


「誤解を招くような事言わないでよっ! ウチじゃないモンっ!!」


「え~! なんかこのニュ~スによると」

 イブキが月夜のスマホを見ながら、


「しょくいんのヒトがゴゴのくさかりのときにハッケン、ゴゼンチュ~にはイジョ~がなかった。そんなたんじかんのあいだにハンコ~がカノ~なのはシュ~ダンてきハンザイか……でもそんなシュ~ダンがいたらめだつ! でも月夜ひとりがバクバクたべたなら、まさにタンジカンのあいだに5700コものナシがきえちゃったのもナットク!」

 イブキの完璧な推理を聞きながら、


「さすがのウチも梨五七〇〇個も食べらんないわよっ!」

 そういって容疑を否定する月夜だった。

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