めっせ〜ジ。
いつものバス停にて――
「ゲ〜ムショップがきめたニンキハ〜ドのチュ〜センホ〜ホ〜がツライ?」
イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事に首を傾げた。
「なんだろ? ザンキ1でマリオワ〜ルドクリアしろとかかな? でも、それならイ〜ジ〜ミスにこをつければカンタンかぁ〜……んん……グラディウスやライデンをノ〜ミスでクリアとかかな? いや……キャラものでくるかも? ファミコンのハットリくんやオバQをノ〜ミスクリアならイブキさんでもキツイかもっ⁉︎」
そんな事を呟いた後に続きを読み進める。
「ふむふみゅ……コ~ニュ~キボ~シャど~しでジャンケンしてのこったヒトがコ~ニュ~できる……これのなにがツライんだろ~?」
いぶきが自分とたいして変わらない背丈の男子小学生に混じって人気ハ~ドの壮絶な争奪戦を繰り広げている姿を想像している隣では、
「ん~……これなかなかおいひ~」
月夜がベ~コンが巻かれたフランクフルトを食べながら、そんな事を洩らしていた。
「あっ!」
ちょっとした気のゆるみで巻かれたベ~コンが齧ったトコからほつれ地面に落下した!
「あぁ……ウチのベ~コンが……」
アブラでテカテカ光ったベ~コンは砂を纏い一見しただけで食べるのは無理なビジュアルと化した。
「月夜もこれかいてみる?」
そういってイブキは落ちたアイスで書かれた『アイスおちた』との文字を指しながら、
「『肉おちた』って書くの?」
「うん! そのたべてるフランクとのこりのベ~コンのニクジルをつかってねっ!!」
「やんない」
月夜は残ったフランクとベ~コンを口の中に放りながら、そう答えるのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます