せいこ〜りつ80パ〜せんト。
いつものバス停にて――
「ドリンク×バ〜ガ〜がいまの流行り?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「流行ってるかな〜? インスタやツイッタ〜の画像なんかではよく見るケド、実際にやってる人は見た事ないケド〜……」
月夜がストロ〜に串刺しにされたハンバ〜ガ〜の画像を見ながら、
「イブキさんはやったコトあるよっ!」
「へぇ〜」
「なんかサスのクロ〜した。あとはたべにくいケド、ニクとパンがズレなくてよかった。あとたべにくかった……」
よほど食べ難いかったのかもう一回言うイブキ。
「そんなコトより、これみてよっ!」
そういって掲げるスマホ画面には、
「花火大会での告白成功率八割? へぇ~……そ~なんだ~」
とくに興味もなさそうにそう言う月夜に、
「そんだけっ!?」
あまりにも淡泊な反応にイブキのほうが驚く!
「まぁ~……みんなテンション上がってるし、その場の雰囲気で成功率も上がっちゃうんじゃない?」
「もっとくいつこうよっ! 80パ~セントだよ80パ~――もういっしょにいけばカクテ~じゃん!!」
テンション高くそんな事を力説イブキに、
「その相手がいないじゃないの?」
月夜の言葉によ~やくその事に気が付くイブキだった。
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