あサ~
いつものバス停にて――
「バッテリ〜や電池なしで使える電話かぁ〜」
月夜が一人ヒマ潰しにテクノロジ〜系ニュ〜スをみていると、そんな記事を見つけた。
「周辺の電波や光を動力に代え、さらにはスピ〜カ〜から音をだすときの振動までエネルギ〜にかえる事で実現したかぁ〜」
「いろいろなキノ〜をけずって、キョクゲンまでショ〜エネしたケッカだね」
「アンタいつの間にっ⁉︎」
突然、隣にいたイブキに驚く月夜。
「ふふん♪ けはいをころしてしのびよったのさっ!」
ドヤ顔でそういうイブキに、
「単純にちっこいから見難いだけっ!――で、なんで遅れたの?」
「あっ!みてみて! ベ~コン、ウィンナ~、アスパラの3シュルイをド~ジにやけるフライパンだって」
イブキが中央に溝があり卵焼きが作れる様に仕切られたフライパンの画像を見せながら、
「あれ? でも、イブキさんまいにちやってるなぁ~コレ。わざわざシキッてやくヒツヨ~ないきがする」
「毎回、思うケド……なんで朝食つくってんのに遅刻すんの?」
「もうイッカイねるからっ!」
悪びれる様子もなく、そう言い切るイブキに呆れたタメ息で答える月夜だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます