いでんシ。

 いつものバス停にて――


「テッケン7にギ~スさんせんかぁ~……スト5のゴ~キにつづいてのさんせん。う~ん……ゴ~キやギ~スみたいなボスクラスをべつのカクゲ~にだすのはど~なんだろ?」

 イブキがゲ~ム情報を見ながら、そんな事を洩らしていた。


「フツ~にそのセカイのボスくっちゃいそ~なキャラせ~の~だとおもうケド……まっ、おもいしろければいっか!」

 イブキがそんな事を呟いている隣では、


「アメリカが遺伝子組み換えの蛾五万匹放出?」

 月夜がなぜかグルメ系ニュ~スの中にあった、そんなサイエンスチックな記事を読んでいた。


「ふむふむ……この蛾がキャベツやカリフラワ~なんかを食べ尽して農家に被害を出してるのかぁ~……それでグルメ系アプリに引っかかったのね」


「月夜みたいなガだね~」


「一緒にしないでよ~」

 横から口を挟んできたイブキに心底イヤそうな表情で返す月夜。


「あっ!」

 下の関連項目のトコにあるモノを発見する月夜。


「見てよ。動物が人に懐く遺伝子があるんだって」

 そういってスマホ画面をみせてくる月夜。


「つまり月夜がド~ブツにすかれないのはイデンシレベルでキラ――」

 イブキの言葉にこの世の終わりのような表情になった月夜を見て慌てて後半を呑み込むイブキだった。

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