そロ。

いつものバス停にて――


「ユ〜エスジェ〜のあたらし〜アトラクションはマリカ〜っ!」

イブキがゲ〜ム系情報の中にあった、そんな記事にテンションを上げていた!


「マリカ〜のアトラクションってどんなんだろ? バナナのカワおいたり、コウラをなげつけたりできんのかなっ‼︎」

ワクワクしながらそんな事を言っているイブキの隣では、


「大学生は一人飯を気にするかど〜かのアンケ〜ト調査かぁ〜……」

月夜がオシャレ系ニュ〜スの中にあった、そんなアンケ〜ト記事を読んでいた。


「う〜ん……やっぱし一人でゴハンってのは気にするモンなのかなぁ~……」

 月夜が一人で様々な店にはいっておいしくゴハンを食べている記憶を思い起こす――むろん、いつも一人で。


「いつも食べ物に夢中でまわりを気にしてる余裕ないからな~。だいたいお店はいって他の客の事そんなに気にするのかな?」

 歩いていたら誰もが振り向く絶世の美少女である月夜は全く無自覚な言葉を口にする。


「はなしアイテがいないのはさびしくないの?」

 イブキがそんな風に口を挟んでくる。


「食べる事に集中――もとい味を記憶にとどめる事に夢中で会話する余裕ないかな~」


「へェ~……あっ!」

 イブキがなにかを思い付いたような表情になり。


「月夜はたべるリョ~は10ニンぶんぐらいだし、そ~かんがえるとさびしくないかもね~」


「そ~ゆ~モノじゃない気もするケド……」

 さらに食べ物の量で店内から浮いてる事にも気づいていない月夜だった。

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