ぱパ。

 いつものバス停にて――


「そ、そんな……」

 イブキがスマホでゲ~ム情報を読んでいると、徐々に震えだす!?


「こ、こんなコトって……」


「し、シェンム~が……シェンム~が……え、エンキ……!」

 イブキがガックシと力をなくしバス停に寄りかかる。


「はぁ~……」

 そのイブキをさらに上回る陰鬱なタメ息をつく月夜。


「ん? ど~したの? はっ! 月夜ももしかしてシェンム~のエンキがこたえてんのっ!? わかるよっ! ながねんまってたセガしんじゃをさらにマテとゆ~このハッピョ~はふかく……ふかくココロをエグってくるよねっ! でも、ギャクにかんがえると、クオリティ~アップのためにはシカタないって――」

 イブキがそんな風に熱弁を奮う!


「いや……そんなど〜でもい〜事じゃなくって……」

そういいながら、深い深いため息を吐きながら、


「ほら――」

見ていたスマホ画面を見せる。


「ん〜……? しゃぶしゃぶのチェ〜ンのおみせが88エンでワギュ〜もズワイガニもたべほ〜だい? こんな突きよごのみのはなしなのになんで、そんなにテンションひくいの?」


「よく見てよ」

 そういって画面を指す。


「パパわり?」

 聞きなれないワ~ドに首を傾げるイブキ。


「そ~なのよ……お父さんいないとダメなのよ~。ほら、ウチのお父さん単身赴任中でしょ? だから……」


「あぁ……」


「あぁ~あ……黒毛和牛をカニかぁ~……じゅるり」


「んと……4ニン1グル~プでいいならイブキさんトコのいっしょにいく?」

 月夜の落ち込みにそう提案するイブキ。


「いいのっ!?」


「いいよ」


「やった~!!」


「あっ! でも、ときどきダ~スベ~――むぎゅ!」

 なにかを言いかけで月夜から歓喜のハグを受け最後まで伝えきれないイブキ。


 後日、ダ~スベ~ダ~卿と一緒に晩餐する事になる月夜だった。

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